入学式と感情心理
今日は鍼灸の学校の入学式。ここ何年もフォーマルな格好などしていなかったが久方ぶりにスーツに身をつつみ用意された会場に足を運んだ。
会場を埋め尽くした学生の数は壮観なものだったが私が入学したクラスの人数は9人とのこと。少数精鋭というか学ぶ側としては濃密な授業が期待され嬉しいところだが…。
なんでも今年の入学生は全学科の一年生総数が980人、そのうち海外からの留学生が942人とのことで日本人は僅かに38人。
他の学校の柔整が昼夜で120人、鍼灸昼夜で120人の計240人枠からすれば経営的には大成功なのかも知れないし、長年の学生のニーズを読んで定まってきた経営の方向性があるのだろうと感じた。
著名な政治家さんも同席した入学式で学校長から「入学を許可する」と言われると改めて他者から許可・認可されて先に進める事柄を強く意識された。
入学式の後の午後2時からのイベントまでの僅かな空き時間に近くの街を散策する。
30年前に暫し通った町並みが何となく特別なものとして反映してくるのは、それが20代前半という絶対的な年齢のときに刻み付けられた記憶の年輪だからかも知れない。
確かこのドトールのあるところは昔は書店だったのではなかったかな?